2009年12月02日

石原都知事に対して住民監査請求のススメ

 石原都知事がオリンピックの候補地に再度出馬する気でいるらしい。
 懲りないねえ。映画『三丁目の夕日』みたいにオリンピック、東京タワー、希望に燃える国民みたいのをやりたいのだろうか。この人は、古き良き右肩上がりの時代に、弟をモデルにしてイチモツを障子に突き立てるという、当時としては衝撃的な小説を書いて売れた人だから、いまだに右肩上がりの時代の栄光が忘れられないんじゃないか、と思ってしまう。立候補するときにやはり古き良き時代の象徴である弟を持ち出して「裕次郎の兄です」と自己紹介しただけに、余計にそう思ってしまう。

 まあ、都知事のご乱心を愛でるのはこれくらいにして、弁護士として東京都民に一言申し上げたい。

 先のオリンピック招致関連の経費を徹底的に住民監査請求してみては?

 違法な支出は、住民監査請求を経て、「首長への賠償請求を議会が放棄するのはだめ」で書いたように住民訴訟ができる。東京都がオリンピック招致に使った150億円の使った中には無駄金が多いと聞く。他の費目を流用して何十億円か使っているとも聞く。こういう実態を聞くと、億単位で責任者の責任を問える気がしてならない。というか、僕が都民ならもう監査請求やってるだろう。住民訴訟は無駄な公金支出を是正するための“最終決戦兵器”だ。都知事は途方もない無駄遣いが平気でできるくらいのお金持ちなので、住民が訴訟に勝てば気持ちよく払ってくれるのではなかろうか。

石原知事の「五輪再挑戦」都議会は賛否両論
12月2日10時6分配信 読売新聞

 都議会で1日、第4回定例会が開会した。

 石原知事は所信表明演説で、2020年夏季五輪の招致に再挑戦することを正式に表明。高齢者向け住宅の整備事業を打ち出したほか、八ッ場(やんば)ダム(群馬県)の問題では、民主党政権に対し、事業の早期再開を改めて求めた。

 ◆自公は好感◆

 2020年夏季五輪の招致について、石原知事は「招致活動のレガシー(遺産)である貴重な経験を最大限生かしたい」と訴える一方、都議会で賛否の声が上がっていることにも配慮して「議会の皆様と議論して結論を出していく」と慎重な姿勢もみせた。

 これに対し、各党の声は様々だ。第1党に躍進した民主は「招致失敗の総括が始まったばかり。次の招致に向けた既成事実を作ろうという姿勢は容認できない」(大沢昇幹事長)と反発。これに対し、自民は「当初から次も再挑戦するという話だったから違和感はない」(川井重勇幹事長)、公明も「次を目指すのは自然な流れ」(中嶋義雄幹事長)と好意的に受け止めた。

 当初から招致反対の共産は「なぜ再挑戦なのか、まともな理由を示していない」(吉田信夫幹事長)とした。

 ◆高齢者住宅を整備◆

 群馬県渋川市の高齢者施設で、入居していた都内の生活保護受給者らが死亡した事故を教訓に、新しい高齢者向けの賃貸住宅「ケア付きすまい」を整備することを明言。都や区市町村が土地などを提供する仕組みで、民間企業が事業に参入しやすくしたいとした。

 ◆民主政権に注文も◆

 所信表明演説で石原知事は、民主党の政権運営についても言及。鳩山首相が、20年までに温室効果ガスを1990年比で25%削減する、という目標を掲げたことを「高く評価する」としたが、都が負担金を拠出している八ッ場ダムの建設中止については、「国民は公約の順守のみを求めているのではない」と批判した。



posted by ナベテル at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 行政事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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