第1 千葉と東京を捨てた理由
1 ラッシュアワー。一番酷いときは立ったまま眠れる朝の千代田線とか、もう嫌だった。程度の差こそあれ、座席にも座れない通勤時間が1時間×朝夜2回もある生活は本当にご勘弁願いたかった。
2 物価。東京の土地も賃料も高杉。ラッシュアワーから解放されようと思うほど、値段はつり上がるし、マンション暮らしになって地べたを拝めなくなる。
3 マスコミ。今、現在進行形の東京都知事選を見ても分かるように、東京近辺の関東平野の住民は、読売だの朝日だのとか、キー局とか言われるテレビ局の影響を受けすぎるし、その波を食い止める社会的な防波堤が無い。政治が常にバラエティー化するのは本当にご勘弁願いたかった。
4 地域性の欠如。東京には物欲を満たすあらゆる物があるが、心が満たされる場所では無い。
第2 京都に住み続ける理由
1 職住接近。通勤時間15分。どうだ、東京都民よ!
2 四季折々、生活の端々に現れる1000年分の人の営み。文化。
3 食べ物がうまい。ミシュランの星の数は京都が一番多いのは有名だが、そんな店に行かなくても美味い。京都では当たり前に食べられて、東京ではあまり食べられないものはあるが、その逆はあまり思い浮かばない。もっとも、金を稼ぐようになってからの大半の時期は京都にいるので、過去の自分との関係で収入格差があり、バイアスになっている可能性はある。
4 繁華街が近い。自転車で15分。いわゆる中央駅も遠くはない。タクシー使えば20分以下で行ける。東京都民は東京駅に20分ではいけない場合が多い。
4 歴史的な観光地が多い。町中遺構だらけ。京都だけでは無く、近畿一円にそういうものがある。
5 住民が若い。学生の街!従って街も若い。
6 学者の街。それを反映して、住民の雰囲気として教養が高い感じ。
7 街が静か。たまに東京に行くと、人が多くて、うるさくて、びっくりする。
8 東京のマスコミの力が相対的に弱い。地元紙にそれなりの力があり、東京よりはまだマシ。政治はいまだに保革対立。それ、日本以外の先進国では、当たり前。
第3 京都の嫌なところをあえて挙げれば
1 人が若干難しい。「〜しなはったらどう」は「〜しなさい」の意味だったりするし、「〜という話もある」は「(話者が)私はそう思っています」という意味だったり、「お任せします」は「私が喜ぶようにして下さい」の意味だったりする。でも、慣れれば大したことは無い。
2 夏の酷暑。冬の底冷え。事実だが、暑さについて言えば、東京のヒートアイランド現象は他人のことをとやかく言えるものではない。
3 変な話だが、東京が遠い。この国のセンターが遠い。100万都市とはいえ、地方都市の東京に搾取されてる感は半端ない。でもまあ、距離的には新幹線で2時間20分だけどね。
京都は知人が住んでました
東京よりはいいかもしれません
でも「第3 京都の嫌なところをあえて挙げれば」の1です
これは受け入れられません
村社会日本の問題点を垣間見たように思います
私も早く高松に帰りたいです