2010年02月12日

残業代計算ソフト「給与第一」ヒット中

 2月4日に「残業代計算ソフト(エクセル)「給与第一」頒布開始」という記事を書いた。実際に頒布を始めたのは前日の2月3日。一昨日(2月10日)、事務所のホームページ管理委託業者の人と打ち合わせがあったときに聞いたのだが、すでに「給与第一」のダウンロード件数が合計で120件を超えたそうだ。電話での問い合わせも二件あった。

 ダウンロードはこっちです↓
http://www.daiichi.gr.jp/activity/2010/0201.html

 計算上は一日10人以上ダウンロードしているということになる。もちろん、この勢いが今後も続くとは限らないんだけど、とりあえずは「ヒット」と言えるだろう。

 今、労働者を取り巻く状況は本当にひどい。労基法に書いてある最低限の権利すら全く守られていない人が沢山いる。朝早くから深夜までこき使われて、ただの社員なのに「店長」とか「主任」とか名前が付いてるだけで給与定額とか無茶苦茶な違法行為がまかり通っていて、過労死する人も沢山いる。不況だ、無能だ、といわれてすぐに首を切られる。
 かといって、僕らの世代の人間は自分で立ち上がることもできず、労働組合にも結集する気力もない状況だ。そういう人たちにただ「労働組合に結集しろ」と言い続けても問題は解決しない。僕は、そういう人たちが最後にできるプロテストは、在職中にしっかりと記録をつけて、最後、一気に残業代請求することだと思っている。やむなく退職に追い込まれた後だって残業代の請求はできるのだ。

 「給与第一」は、そういう労働者としての最後の抵抗をするための「最終兵器」として開発したつもりだ。法律の知識が何もなくても、手順に従って記入さえすれば、自分がもらえる残業代や深夜勤務手当の額が自動で計算される。自分で出退勤の記録を取るのにも使えるし、タイムカードの情報を転記してもいい。とにかく記録を続けて、ここぞというときに使うようにして欲しいのだ。もちろん、僕はこのソフトのことについても、具体的な残業代請求についても相談にも乗るつもりだ。日本中の「弱い」働く人たちが、みんなこのソフトを使って(使わなくてもいいんだけど・・)自己防衛をするようになれば、少しは状況が変わるんじゃないかと思っている。

 もちろん、職場を辞めてしまったら、明日から食うに困ることは変わりないのだが、このソフトで「少しはマシ」になる人が増えれば幸いだ。
posted by ナベテル at 00:25| Comment(0) | TrackBack(1) | 労働問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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